【ダウン症と葉酸の関係は?−医療サイトや海外論文を徹底検証!】

過去15年で倍増

増加要因は高齢出産の増加

近年の日本ではダウン症児の出生は増加傾向、しかもハイペースの増加傾向にあります。

 

日本産婦人科医会の調査ではダウン症児の発症率は過去15年で約2倍に増えているとのこと。

 

95年から2011年までの統計で、調査対象は全国330の病院です。

 

同会の分析によると増加の主因は高齢出産の増加。

 

主観的な判断ではなく、分娩母体の出産年齢別の発生頻度で補正などもした上での推定です。

 

晩婚化が進み、高齢出産が増えています。

 

不妊治療の技術が発達し、40代以上でも赤ちゃんを授かるチャンスは増えました。

 

しかし、一方でこうしたリスクが増加していることにも注意を払う必要があります。

 

中絶件数も増加

一方、ダウン症を理由とする中絶件数も増加しているとのことです。

 

これはもし中絶がなかったとすると、ダウン症児の出生率増加はさらにハイペースだったということを意味します。

 

ちなみに中絶件数の増加は、出生前診断の発達により、早期にダウン症の危険を検知する精度が向上したことも関係があると思われます。

 

アメリカでも増加傾向

環境省の「子供の健康と環境日本産婦人科医会に関する全国調査」という資料に、日本とアメリカの比較グラフが出ていました。

 

アメリカについては全土の統計ではなく、ジョージア州アトランタの統計でした。

 

それによるとアトランタは日本よりダウン症児の発症率がずっと高く、かつより急な増加傾向を示しています。

 

こちらは増加要因が高齢出産と関係があるのか、などの詳細が不明です。

 

しかし、日本でもアメリカの大都市でも増加傾向が鮮明なのは気になるところです。